めざせ女流・桐谷名人！株主優待のいろはを生で聞いてきました。

株主優待で生活をしている桐谷 広人 さん。自転車（ママチャリ）に乗って、数々の株主優待券を消費するために日々、東奔西走する姿はテレビでもお馴染みで、その最高速度はプロ女子競輪選手並みなんだとか。 総資産が何億もあるのに、この節約精神には頭が下がります。 目指せ女流・桐谷名人！なけなしの我が家のお金を少しでも減らさないように桐谷さんを見習って頑張ってみようっと。 さて今回は松井証券と渋谷ロフトのコラボにより開催された「優待の桐谷さん展」を取材してきた様子をお届けします。わたしのような株の超・初心者にとっても役に立つお話しが満載です。

株ってギャンブルで怖いものなの？

株ってギャンブルのような怖いものと思われがち。実はなんと、あの株主優待の桐谷さんでさえも株を始める前はそう思っていたようです。 確かに投資した会社が潰れてしまったら、購入した株券はタダの紙切れになるとも耳にしますが、そうそう上場した会社が簡単に潰れるのでしょうか？ 警告する訳ではないですが、実際に35年も株をやっている桐谷さん、実はリーマンショックなどの局面で1億儲けて1億損したり、信用取引で大損をしたこともあるということも包み隠さず教えてくれました。 なんて今では笑い話も。 そんなピンチを迎えた経験のある桐谷さんですが、その時に値下がり株を掴んで、配当利益がでない状況でも株主優待だけは継続して送ってくれる企業が多かったので4~5年はそれだけで生き延びることができたのだそうです。そのうち経済も回復してきて、桐谷さんの生活も蘇生したという見事な復活劇を果たしているんです。

【株主優待品の数々】

※写真クリックで拡大できます。

桐谷さん「株の値上がり益だけを追求するのは危ないです。もっと人生を楽しくする投資をお勧めしたい。とくに僕たちくらいの年齢の人はけっこうお金があるのに一円も儲からないタンス預金や金利がほぼ無いに等しいような銀行預金をしている人がたくさんいます。そういう人はぜひ、投資をして株主優待を楽しんでもらいたい。」と言います。 分散投資をすることで、あっちの株で損しても、こっちの株で儲けれて、株主優待はしっかり受け取り、楽しい生活が送れるよという訳です。

株を買ったらどうなるの？

この日の桐谷さんは頭の先から足の先まで、ぜんぶ株主優待品！ 育毛剤から洋服にカバンに靴、はたまたスポーツクラブや映画などの趣味趣向に至るまで、ほとんどを優待品でまかなっています。もちろんあの自転車も。 桐谷名人の領域まで到達するには相当な投資金額と投資術が必要とされますが、 普通にわたしたちが株を購入して得れるものは以下になります。

• 株主として株主総会に出席できる（会社への意見や決議投票ができる）
• 配当金を受け取る権利を得れる（経営状態によって配当が変わる）
• 持ち株の価値が上がった時に売れたら利益を受け取り、逆の場合は損益になる。
• 株主優待がもらえる（優待の設定がない会社もある）

  

  家之めだか

  株主だよんっ♪って優越感も得れるよ。

優待を受け取るためにどうすればいいのか？

株主優待の回数や時期はさまざまですが、3月末や9月末のに優待品を受け取る権利を得られる銘柄が多いです。例えば2019年の3月の場合は3月26日（火）を期日として、「企業が決めた株数以上」の株を持っているだけでOK！ 現在の株式投資は100株が最低購入数で、最低投資額が5万円程度でも優待品を出してくれるところがたくさんあります。 株が自分のものになるのは購入してから3営業日後（土日を除く）に自分のものになるため月末ギリギリに買うと間に合わないので注意が必要です。 株式投資の流れには権利付き最終日→権利落ち日→権利確定日と流れがあって、権利落ち日に株を売っても配当や優待は貰えます。このことはまた別の機会にしっかり勉強することにしましょう。 まずは権利付き最終日までにを株をゲットすれば、企業によって2~3か月後には配当を受け取れたり優待品が送られてきます。株を売らずにそのまま手放さないで株主として2年目を迎えると優待の中身がグレードアップしていく企業も。

桐谷さんが株主優待を好きな理由

桐谷さんが株主優待を好きな理由は「モノ」で貰えることで株取引のお得さを実感するからなんだそうです。株主優待の中にはカタログギフトなどもあり、普段頼まないような高いものを注文できるのもポイント。 また映画評論家としても名をはせる桐谷さんですが、これも優待チケットで数々の映画を見てきたお陰とおっしゃいます。テレビ番組では自転車に乗った桐谷さんを映画E・Tになぞらえて茶化されたり、ジョニー・デップと対談をするなど、色んな経験を積み重ねておられます。 桐谷さんのお話しには、いつも面白い落ちがつきます（笑）

桐谷さんお気に入りは映画関連銘柄だけど・・・

• 松竹（9601）
• 東宝（9602）
• 東映（9605）
• 東急レクリエーション（9631）
• 武蔵野興業（9635）

→最新の株価はこちら

そうなんです、優待を受け取るには100万以上の投資が必要なものが多く、この中では唯一お安いのが武蔵野興業で約25万程度の投資が必要の上、東京近郊の人しか通えない映画館…。

URの暮らし方がおすすめするお得な映画チケットの入手方法

ドコモ【dエンジョイパス】 は500円の月会費でさまざまな優待サービスを受けることができる有料の福利厚生クラブのようなシステムです。レジャーランド割引やホテルビュッフェ食べ放題・宿泊など等、5万件を超える優待プランが用意されていて、利用すればワンコイン投じても確実に元は取れます。 ヤフーのデイリーPlusというサービスと似ていますね。 これも同じく500円/月会費で100万件のプランを2か月無料で試せるので以前試しに入りましたが、わたしは1度も使いきれずに退会しました。ちなみに映画は300円程度の割引サービス。 dエンジョイパスの目玉は映画とお風呂とスポーツクラブがワンコインで利用できること！

31日無料のdエンジョイパスを試す

dポイントはドコモユーザーでなくてもローソンでのお買い物やマックなどの加盟店、dポイント投資で増やすことも可能で、簡単に色んなところから集まり、dエンジョイパスの利用料として使えます。わたしは溜まったポイントを映画チケット購入費500円にあてているので実質無料となります。 最近話題のムーミンパークのチケットも通常は定価販売ですが、dエンジョイパスで購入すると10%ポイントバックされるので、また別のチケット購入に使えますね。 さて、また桐谷さんのお話しに戻りましょう。

桐谷さんが株を始めたきっかけ＆スタート資金は？

元々は将棋のプロだった桐谷さん。株を始めるまでは証券マンの趣味の集まりの囲碁将棋部に毎月、講師として20数年間も出向いていたそうです。 それから5年後、たまたま桐谷さんが住む町に将棋好きの証券会社の支店長が引っ越してきた縁で、株を薦められお付き合いで25万円を投資したのが始まりでした。 また教えていた将棋部の幹部が松井証券の法人担当で、それから色々とアドバイスを受けて松井証券でも取引をスタートし、バブルで1億円儲けたそうです。しかしバブルがはじけ一時はボロボロになり1年ほど投資をお休みしたこともあったそう。 桐谷さんが30年来のおつきあいの松井証券をお勧めするポイント

渋谷の株主優待マップも要チェック！

渋谷ロフトで開催されたこのイベントは桐谷さんをの部屋を再現したステージや、桐谷さんに挑戦「自転車スピードチャレンジ」という体験型の自転車設置、優待品の展示など、株を知らない人でも楽しめるような面白いイベントになっていました。 わたしはこれまで楽天証券とSBI証券のイベントに出向いたことがあるんですが 松井証券のイベントが一番楽しくて、しかもわかりやすかったですね。また次のイベントがないかも要・チェック！ いつも忙しそうに自転車で駆け回っている桐谷さん、マップ界隈のお店で待ち伏せしていたら出会えるかもしれませんね。ちなみに優待期日が近づくと、どのお店も混雑することが多いそうです。

桐谷さん直伝！渋谷で使える優待銘柄

みんな大好きヴィレヴァン！？と紹介されていましたが、すみません。わたしは勉強不足でこの名前でピンときませんでした。遊べる本屋・雑貨店として全国展開されているようで、帰ってから店舗を調べてみたら、ああ、この店もあの店もそうだったのねと気が付きました。 桐谷さんは書籍を購入するのに利用しているとのこと。

桐谷さん流☆銘柄の選び方

証券口座開設が優待生活の第一歩

URの暮らし方からお得なポイント情報！

まとめ

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