家電量販店へいくと、高価で物々しいプロジェクターが並び、ネットでググると格安の中国製品がわんさか出てくる今日この頃・・・・・・
ただでさえ、ルーメンとか解像度とか色々あって意味わかんないのに、どうすりゃいいの?と、悩みまくってるのは私だけではないはず!
ホームシアター用にちゃんとしたプロジェクターが欲しい!
こんにちは。前回PicoCube H300を感動体験し、本気でプロジェクターを探し回っている管理人です。
知人のご厚意で、H300に加えて、さらにミニサイズのPicoCube Xも新たにお借りすることができました!
ちなみにPicoCubeや同業他社のプロジェクターまで、いろいろレンタルにあるのを見つけました➡➡➡
今回は、フェリクロス社の最新モデルであるPicoCube XとPicoCubeH300の両方を試して気が付いたことなどをご紹介していきます。
プロジェクターを選ぶ時の基準
プロジェクターを選ぶ基準は大きくわけて4つあります。
- 明るさ
- 解像度
- 接続方法
- 投影距離
ここでは一般家庭で動画配信サービスを利用して映画を見ることを目的としてモバイルプロジェクターの購入を検討しているので、1~3の項目に着眼点を絞って見比べていきます。
着眼点その1:明るさ
暗くした室内では100ANSIルーメンもあれば十分許容範囲
着眼点その2:解像度
モバイルプロジェクターの主流は640×480ないし854×480
着眼点その3:接続方法
他、Bluetooth搭載・Wifi接続の有無
PicoCubeシリーズ、どれを買えばいい?
Picocubeは冒頭でチェックすべき点は網羅している他、android搭載などの最新機能も加わっています。
どれを買うべきか結論から先に申し上げますと…
最新機種なら、どっちもいい。
しかし、的を絞ってこたえるなら、こちら。
●ミニサイズの利便性と操作性にこだわりたいならPicoCube X!
どちらも特性があるので、ここから体験談を交えながらご紹介していきます。
PicoCubeシリーズ紹介
最新モデルのPicoCubeXを利用してベランダで映画鑑賞!
PicoCubeは巷に出回っている格安プロジェクターと違って、手の平サイズなのに高性能で優秀な、超小型モバイルプロジェクターです。
現在、この記事作成時では公式サイト、他アマゾンなどECサイトから入手可能な機種は全4シリーズ。
電化製品を買うのに目安になるのが発売時期。新製品や型落ちなど気になりますね。
調べてみるとPicoCubeが最初に発売されたは2017年秋。
いま流行りのクラウドファンディングで資金と人気を集めながら、ここ3年でモデルチェンジを繰り返つつ発売されてきた、話題の超・新星☆彡なんです。
それゆえにアマゾンや楽天などでの販売は遅れが目立ち、まだまだ口コミが少ない状況で、発売日においての正確な情報がまちまち……
そこで以下、発売時期&ポイントをまとめておきます。
販売名称 | 発売時期 | 参考税込み価格 | 明るさ | 実効解像度 | サイズ | 重さ |
S6 | 2017年 秋 | 34,650円 公式 | 100ANSI ルーメン | FWVGA (854×480) | 55㎜四方 キューブ型 | 172g |
A (エース) | 2018年 春 | 34,800円 EC | 100ANSI ルーメン | FWVGA (854×480) | 55㎜四方 キューブ型 | 172g |
X | 2020年 最新モデル | 42,800円 公式 | 100ANSI ルーメン | FWVGA (854×480) | 55㎜四方 キューブ型 | 174g |
H300 | 2020年 最新モデル | 52,000円 公式 | 300ANSI ルーメン | FWVGA (854×480) | 136(D)×65(W) ×60(H)㎜ 長方形 | 510g |
● 発売順にS6~Xが超・超小型キューブタイプ
2018年発売のA(エース)からAndroidが新搭載されアプリが使えるようになっているのでスマホやパソコンと接続しなくても、YouTubeやNetflix、hulu、TVerなどの動画視聴アプリ、料理レシピやInstagramなどのSNSアプリも単独利用で見ることができます。
● H300は超小型の長方形型
キューブタイプの性能に加えて、さらに投写サイズと明るさが格段に増した上位機種。
本体サイズもキューブと比較すると約2倍大きいのでアウトプットできるインターフェースも多いです。ちなみに2倍の大きさでも手の平に乗るサイズです。
最新2種の共通した主なる機能は?
スマホの映像を投影したり、映画やYouTubeを見たり、ゲームやパソコンを繋げたり、できることは同じです。
- 日中でも投影画像が見える
- Wifi接続
- HDMI接続
- Bluetooth搭載
- 台形補正ができる
- 実行解像度は同じ
PicoCubeXとH300の大きな違いは?
ここでは最新型のXとH300のふたつを並べて見比べていきます。
どひゃ~物撮り下手すぎ・・・やん
できることは同じだがインターフェースが違う
インターフェースとは装置を他の機器と接続するための入出力部分だよ。
PicoCube X | USB2.0×1,DC電源×1(MicroUSBタイプ),イヤホンジャック×1, miniHDMI×1➡HDMI用アダプター付属品あり |
PicoCube H300 | USB2.0×2, DC電源×1, イヤホンジャック×1, HDMI×1,MicroSD(最大64GB) |
H300の方が
- USBポートがひとつ多い
- MicroSDが差し込める
- HDMIもアダプター不要
と多彩な入出力が可能となっています。
投写サイズと明るさがダントツ上のPicoCube H300
投写サイズはXは最大100インチ、H300は最大200インチまで。
しかし実際の日常生活では200インチまで広げれるご家庭はないかと思います。
そうすると実行解像度も同じですから、同じサイズに投写しても同レベルの画質ということになってしまいますよね・・・?
でも!この写真を見てください!
このように実行解像度が同じでも、H300の方が明るさがゆえに、くっきり綺麗に見えています。(実のところXでも充分キレイに見えたので、こうして見比べるまでは、ここまで見た目の違いがあると気が付いていませんでした。)
H300は眩しいくらいの明るさがあるなぁ~て思っていたけどね。
同じ絵でも明るいところで見るのと暗いところで見るのでは、見え方に違いがあるようなもんかな?
小回りが利いて操作性に優れたPicoCubeX
H300でも手の平サイズですし、他社のプロジェクターと比較しても圧倒的に小さいサイズなのですが、Xはその半分以下!
持ち運びや操作性の違いにおいてはキューブタイプのXに軍配が上がります。
Xはポケットにも入るサイズ。重さはアボカドくらいの軽さ。
リモコンがなくても音量など他、操作できるボタンと3脚用の穴が本体についています。
わたしが新たに追加で使わせて頂いたのは、3脚とポーチなど入った持ち運びセット。
- 本体
- ACアダプター
- 電源ケーブル
- HDMIケーブル
- Mini HDMIアダプター
- リモコン
- 説明書
- 3脚
3脚を使って、天井投影も思いのままにした映像です↑
H300のレビューはこちらをチェック↓
音質はH300の方が上!
どの機種もHi-fiスピーカーが内蔵されているので、別途スピーカーなどを持ち運ぶ必要はありません。本体からの動作音については1万前後の他社商品だとノイズになって気になるという口コミが散見しましたが、その点PicoCubeは2機種ともに全く気になりません。
肝心の音質についてはミニサイズのXは音が悪い!という訳ではないのですが映画を見るにはちょっと物足りない…。そこでイヤホンなどを繋ぐかBluetoothスピーカーに音を飛ばして使うのが現実的。
Hは本体から流れ出る音源でも、そこそこ良い音が出るので単体でも充分、映画を堪能できます。
ただ、どちらの機種も簡単にBluetoothスピーカーに音を飛ばせるので、あんまり重要視しなくていいかもしれません。
そやそや!どの道、ホームシアターしたい人は自前でスピーカー設備したくなるよ♪
●PicoCube X 映像と音声
以下、午後16時過ぎの室内にて投影テストをした動画を掲載します。
●PicoCube H300 映像と音声
ご覧いただいた状態では微妙ですね(;^ω^)
実際に家で試すと、かなり差がでます。
レンタルで試してみたい人はこちら
どっちを買うべきか結論は先に言いましたが、おうちでじっくり映画鑑賞派ならH300を。
ミニサイズの利便性と操作性ならXを!というのは今回のわたしの見解です。
ミニサイズのXは外出用に!とお勧めするか悩んだところですが、どっちも小さくておすすめできるので、やめました!
自分で実際に試してみたい人はDMMいろいろレンタルやRentioから貸出可能なことを発見したので、こちらからどうぞ。
PicoCube以外のプロジェクターも、いろいろ試せます。
ホームプロジェクターのある生活って、本当に毎日が楽しくなりますよ♪
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