いやぁ~このニュースは、びっくりΣ(・ω・ノ)ノ!しましたね。
あの前澤社長率いるZOZOTOWNが、ヤフーの傘下に入ることになるなんて。
実はこの話、あたかも資本提携が決まったかのように記者会見されていますが、実はTOBで一定以上の株の買収に成功しなければ、ヤフーは経営権を握ることができず今回の話は流れてしまうって知ってました?
早々から株の値動きをチェックしましたが、 東京株式市場でZOZOの株価が 約9カ月ぶりの高値に急伸、一時は前日比19%高の2,575円まで買われ、ヤフー株も一時6%上昇しました。
ZOZOTOWNは高値維持ですが(TOBのため?)、ヤフー株は一旦落ち着いた様子(一夜明けじわじわと上昇中。)
これら値動きで一喜一憂した人も居るのではないでしょうか。
ん?しかしTOBってなに?今日は、この沸騰ワードTOBについて、さっそく調べてみました。
初心者による初心者向けの、解説をしていきます。
TOBとIPOの違い
そもそもこの2点は、比較対象ではないかもしれませんが、なにぶん初心者なんで、わからない言葉順に片っ端から調べて、まとめていきます。
わからないことは、わからない順で片づけるのが、めだか流
● TOBは(Take Over Bid)の略で直訳すると→入札を引き継ぐ。
すでに上場している株式の公開買い付け。
目的:M&A(企業買収)の一種。今回のヤフーがZOZOにおこなうのもの。
● IPOは「Initial(最初の)Public(公開の)Offering(売り物)」の略。
未上場企業が、新規に株式を証券取引所に上場し、投資家に株式を取得させることを指します。
目的:上場して株を販売し、資金を調達して事業拡大をはかる。
去年の(9434)ソフトバンクがIPOすることになって話題になりましたね。
管理人は初めてこれでIPO株を買い株主総会にも出席してきました。
● IPOは抽選式で、これから上場する企業の株を、買いたい!という株主が「希望価格」と「希望株数」を申告してから、上場する際の値段が決定します。
● TOBは応募式で、すでに上場している企業Aが、上場企業Bの発行している株式を、 金融商品取引所を通さずに 不特定多数の株主からあらかじめ買い取る「期間」「価格」「株数」を提示して、市場外で募集して買い付けることになります。
12日早朝の発表によると、ヤフーによるZOZOTOWN株のTOBは10月上旬をめどに開始予定で、買取価格を1株2,620円とし、総取得金額は4,000憶円とされました。
これによって何が起こるかと言うと……
33%(1/3)超を取得 → 重大な決定事項を拒否
50%(1/2)超を取得 → 社長をはじめとする役員の選任
66%(2/3)以上を取得 → 会社を解散・合併
このたび辞任するZOZOTOWN前澤社長は、自社持ち株37%をヤフーへ売却する予定です。
ヤフーは残りをTOBによって買収しギリギリの50.1%まで取得することで、経営の実権を握れることになります。
ZOZO株を安い時期に購入してた株主は1株2,620円で買い取ってもらえるから購入差額がお得ってこと!?
この発表前後3日間の株価の動きは……
月日 | 終値 | 前日比 |
9/11(水)前日 | 2,166円 | 前日比+54 (+2.6%) |
9/12(木)当日 | 2,457円 | 前日比+291 (+13.4%) |
9/13(金)翌日 | 2,446円 | 前日比-11 (-0.45%) |
もし2,166円で100株買った人がTOB応募し買い取って貰えたら、45,400円の利益があるってことになりますね。
(※2,620円-2,166円)×100株=45,400円
(※TOB価格-購入価格)
今回はお互いに友好的なTOBですし、ZOZOTOWN側の株主の方々も、このままの経営状態を良しとはしていなでしょうから、おそらく買収はスムーズに進むのではないでしょうか?
しかし応募状況によってはTOBが成立しない可能性もあるらしく……
え?不成立になった場合、どうなるの?
そうなると資本提携は結べないことになりますね。
ん~TOBに応募しちゃった人はどなるんだろう・・・(謎)
また色々調べてわかったら更新します~~~。
メリット・デメリット他、詳しいことは、わたしがいつもお世話になっている投資入門サイト、カブスルさんのTOBとは?という記事が参考になると思いますよ!
最後に、ZOZOTOWNの株を買う資金がないめだかは、現在株価が300円弱と超お安いヤフーを買いました。
Yahoo!に期待!あ~が~れ~!
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