我が家のリビングにあるテレビは42インチ。小さくはないんだけど、ダイニングやキッチンから見ると距離があってちょっと見えづらい。
そこで持ち運び自由で手元に置けるポータブルテレビか、それともプロジェクターを買うか?と、悩んでいた矢先に、タイミング良く超小型モバイルプロジェクターPicoCube H300を知人より貸して頂けるというチャンスに恵まれ、さっそく我が家でホームシアターを体験してみました!
開封から順を追って感じたことなど、素人目線で素直に、ご紹介したいと思います。
PicoCube H300本体と付属品
プロジェクターについては一切知識のなかったメカ音痴なわたし。
そんなわたしの頭の中でプロジェクターについて思い浮かぶことと言えば・・・
- 設定や配線の設置がメンドクサイ?
- 明るいところでは見れない?
- 画質は期待できない?
・・・などと勝手に想像してました。
しかし箱を開封してみると中身はたったこれだけ!
- 本体
- ACケーブル
- HDMIケーブル(私の用途には不要で未使用)
- リモコン
- 説明書
超・シンプルっ!しかも満充電で2時間はコードレスで使用可能っ!
メカ音痴のわたしでも開封初日からベランダで動画をサクサク観るこができました!
これはもう素晴らしいのひとこと。
PicoCube H300で何ができるのか?
まず、この機器のメインで使えることを説明します。
PicoCube H300はAndroid搭載で、Wi-Fiにも対応済み。
つまり、DVDプレーヤーやPCが無くてもPicoCube単体で多くの動画コンテンツが利用可能です。
YouTubeはもちろん、Netflix・Hulu・AmazonPrimeビデオなどご自身が利用しているサービスにアクセスして視聴できます。またGoogle Playにも対応しているため、動画だけでなく様々なアプリが使えます。
わたしがお借りした時は計算機のアプリも入ってましたw
好きな場所で好きなサイズでホームシアター!
プロジェクターの目的といえば、まずはこれ。おうち映画館です。
天井に海の映像を流せば、まるで自分が海底に沈んでいるかのよう♪
プラネタリウムを映せば、満点の夜空の下で夢うつつ、
ZZzz(@´ρ`)zzZZ
お子さまの寝かしつけにもピッタリ!間違いなく即・寝落ちするでしょう。
明るさは300ANSIルーメン、画面サイズは最大200インチまで投影可能なので、これはもう好きなサイズでどこでも観れるといっても過言ではありません。
超・小型で持ち運びも簡単、天井側に向けてもさくっと投影可能なので、狭い部屋でも心配ご無用です。
迫力満点・大画面でゲーム・フィットネスを受講して感動!
プレステなども接続できるので、大迫力でゲームを楽しむことができます。
わたしはゲーム機を持っていないのですが、今とっても流行りの「あつ森」とか、ダイエット用に任天堂の「リングフィットアドベンチャー」なんて買い揃えて大画面でフィットネスゲームとかしたら、きっと楽しいだろうな~。
きっとハマって抜け出せなくなるから買わないと思うけど。
以下の写真はわたしが会員になっているEXPAフィットネスクラブのZoom配信によるレッスンを受けた時のもの。
日中のカーテンへの投影でも動きは十分見れる上に、コーチを等身大サイズにできるので、自宅で個人レッスンを受けているかのような錯覚さえ覚えます。
本体がコードレスで移動も簡単なので、ポーズに合わせて画像を右の壁へ映したり、天井に映してみたり。
便利ったらこの上ないです!普通のレッスン受講より相手を動かせて便利かも?
誕生日会・結婚式・ホームパーティー・家族団らんに
PCやスマホ・タブレットをワイヤレスでも有線でも、どちらで接続可能。
撮りためた写真やご家族のムービーをみんなで鑑賞することもできます。
USBやMicroSDも差し込めるので、過去の保存データも簡単に見れます。
うちの廊下、なんちゃって絵画スペースを設けているのですが、日替わり・動くギャラリーなんこともして遊んでみました!
会議でプレゼンテーション
PicoCubeはプレゼンテーションの武器にも早変わり。
スマホやパソコンをミラーリングして簡単に投影できるのですが、ポインターさえ不要で映し出した資料を指し示せたり、追加で自由に文字の書き込みまで、すぐにできます!
この様子は3分動画に納めたので、こちらをご覧ください。
※動画での使用機種は後日お借りできた同メーカーの最新機種PicoCubeX。
本ページのH300との比較記事は後日別記事にします。
日中でも、しっかり投影できる高画質と明るさ!
カーテンを閉めても、まだ日差しが入り込む日中のリビングで、このクリアな状態!
ゲームも夜まで待たなくても十分プレイできると思います。
音源はこの本体から出るスピーカーで充分ですが、グレートアップしたいならBluetoothスピーカーに飛ばして高音質を楽しむことも簡単!※Bluetoothスピーカーにより音質はピンキリで選べる
さて!わたしが、このプロジェクターをお借りして最初になにをするかは、以前から決めていました!
それはアイスランド出身のシンガー・ソングライター/プロデューサー/女優であるBjork(ビョーク)の美しき映像パフォーマンスをYouTubeにて夜のベランダでお酒を飲みながら観ること♪
想像するだけでワクワク感が止まりません。夜まで待ちきれないっ!
おすすめの設定の手順
日中から妄想ワクワクが止まらない、わたし。ベランダシアターの夢を叶えるために夜までに設定を進めていきます。
その中でちょっとつまづいた点があったので、解決策と合わせて手順を説明します。
①Wifiを接続
Settings→ Wifi設定画面 → ご自身が使っているWifiのパスワードを入力します。
ここが、最初に戸惑うポイント。
映し出されたキーボードにWifiパスワードを入力するのはリモコンでも操作で可能ですが、なぜか実行ボタンを押しても、次に進めません(;^ω^)
できればリモコンを使わずに、マウスかキーボードをUSB接続か、Bluetooth接続で使うとスムーズに設定が進みます!
わたしはワイヤレスマウスをUSB接続で使いました。多分これが一番簡単。
②EShareアプリをダウンロード
スマホ・パソコンの両方にダウンロードしておきましょう。
これを使うことで簡単にパソコンやスマホに写るものを、ほぼタイムラグなしでミラーリング投影することができるようになります。
EShareを活用する理由は2つ。
まずひとつは、スマホがリモコン変わりにも使えるようになり便利です。
ふたつめは有料動画配信サービスをパソコンを使ってスムーズにおこなうためです。
(ここではわたしが体験したアマゾンプライムビデオで説明していきます。)
普段はパソコンやスマホで観れているはずの有料動画配信サービス。
実はこれをプロジェクターに投影しようとすると著作権保護技術の問題などで
※スマホからはプロジェクターには投影ができなかったり、音声出力の設定がややこしかったり、うまく映画を観ることができません。
※パソコンとEShareアプリのミラーリングであれば、なんの問題もなくアマゾンプライムビデオが視聴できました。
著作権保護法は全てのメーカーのプロジェクターなどに同様に発生するので、この製品の問題ではありません。
PicoCubeはandroid搭載なので、Amazon Instant VideoというアプリをPicoCube内にダウンロードすれば単体で視聴可能です。しかし音声がうまく出力されない映画があったり、ストリーミングやWifi速度が遅いなどで、フリーズすることも。
またこの方法でプライムビデオを観る際、PicoCubeのリモコンでは早送りも巻き戻し、途中で映像を止めることもできませんでした。
パソコンでのミラーリングであれば、映像を止めることも音声の強弱もすべてパソコンでおこなえるので楽ちんです。
動画視聴に絶対おススメはFireTVstick!
パソコンさえ不要ですし、プロジェクターで動画視聴にはFireTVstickがマストBuyです。
一番手っ取り早いのがPicoCubeにFireStickをPicoCubeに差し込んで使うこと!これならリモコンもFireStickで操作できます。
わたしが使ったFireTVStickはもやは販売もされていない古い第2世代の物ですが普通に再生できました。今は新しい世代がどんどん出て、古いものは格安になっているのでプロジェクター用にひとつ購入してテレビ用は新しくしておくと良いと思います。(いちいち付け替えが以外と面倒なので…)
③Bluetoothワイヤレスイヤホンを接続
続いてこれもあった方が良いもの。
わたしはベランダでYouTubeを観ることを、今回最初の目的にしていたので、お隣の住人に迷惑にならないように、ワイヤレスイヤホンをつなぎました。この設定は簡単なので省略!
ワイヤレスでなくても、イヤホンジャックがあるので有線で聴くこともできます。
PicoCube H300の主な性能一覧
主な部分のみ抽出しています。
モデル名称 | HDP300 |
サイズ | 136(D)×65(W)×60(H)mm |
重量 | 510g |
連続動作時間 | 2時間 |
明るさ(ANSI※) | 300ANSIルーメン |
投影サイズ | 7~200インチ |
OS | Android(7.1.2) |
フォーカス | マニュアルズーム |
台形補正 | 自動調整(垂直/水平±45度) |
ディスプレイ技術 | DLP(TI) |
メリット・デメリット
長文になりましたが、これで最後になります。
メリット
・日中でも充分キレイに投影できる(夜の映画鑑賞では感動レベル)
・いつでもどこでも手軽にプロジェクターで映像や写真が楽しめる
・台形補正が自動(自分でもできる)
デメリット
・リモコンの操作性がいまひとつ
・かなり明るいので、光源を目の当たりにすると目が痛い
・バッテリーだけで連続2時間投影できるが、2時間なんてあっと言う間
後日、追加でお借りできたPicoCubeXという、これよりさらにふた回り以上も小さい、超・超小型サイズのプロジェクターとの比較レビューもアップデートしたので
気になる方は参考にしてみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ホームプロジェクターのある生活って、本当に毎日が楽しくなりますよ♪
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